子宮内膜症とは?

子宮内膜は子宮の中にある粘液組織で、受精卵が着床するベッドにもなるものです。

妊娠しない生理周期には、子宮からはがれ落ちて、経血として体外に排出されます。

 

その子宮内膜が、子宮内以外の場所で増殖し、剥離するのが、

子宮内膜症です。

 

子宮以外の場所でできた子宮内膜も、月経の周期で増殖と剥離を繰り返し、

剥がれ落ちた内膜は体外に排出されることがないので、溜まった状態になってしまします。

 

その結果、チョコレート嚢腫と呼ばれるものができたり、臓器との癒着が起こります。

子宮内膜症になると、激しい生理痛や不正出血、性交痛、生理の時以外にも腹痛や腰痛がある、

といった症状が現れ、進行すると不妊の原因にもなります。

 

子宮内膜症の原因は、はっきりとは解明されていませんが、

生理のときにはがれ落ちた子宮内膜が卵管を逆走して、卵巣や腹部の臓器に達して増殖する

という説が最も有力だそうです。

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内膜症があっても妊娠している人は多い

生理のある女性の5%が患っているという、子宮内膜症。

 

実は内膜症で不妊になっているケースよりも、内膜症を抱えながら妊娠する割合のほうが多く、

内膜症だからといって妊娠できないかもしれないと悲観することはないそうです。

 

しかし、楽観するあまり放置してしまえば、

病気は進行し、不妊につながることを念頭におかなければなりません。

 

それではいったい、

子宮内膜症で起こるどのようなことが原因で、不妊になってしまうのでしょうか? 

 

ひとつは、卵巣の病変です。

卵巣にチョコレート嚢腫ができてしまうと、排卵機能が損なわれてしまい、不妊につながります。

 

また、卵管などが癒着して、

排卵された卵子をうまく取り込めなくなるということもあります。

 

その他にも、内膜症で活発になった免疫機能が精子や卵子に悪影響を与えたり、

受精卵が着床しても赤ちゃんの成長に影響を与えることがあるとも考えられます。

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内膜症の不妊を解消する、腹腔鏡手術とは?

内膜症が原因の不妊の中で、最も多く聞かれるのが、

卵巣にチョコレート嚢腫ができてしまい、排卵と卵子の輸送に影響を与えているというものです。

 

この状態を解消するには、腹腔鏡手術という方法が効果的です。

腹腔鏡手術は、内視鏡を見ながら処置するので、お腹を大きく切り開くことがありません。

 

内膜症が進行している場合には、卵巣を一部摘出するなど、

妊娠を望んでいる人が聞けば、 「妊娠する可能性が低くなるのでは?」 と不安になるような処置がされますが、

逆に手術することで不妊が解消し、術後数ヶ月で妊娠したという人も多いようです。

 

読売新聞のサイト「YOMIURI ONRAIN」内、“病院の実力”のページで、

『子宮筋腫などの内視鏡手術』と題して、全国の病院での腹腔鏡手術の実績が公開されています。

 

腹腔鏡手術やセカンドオピニオンを考えている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

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