基礎体温を記録するなど、努力をしているにも関わらず、妊娠できない期間が2年続くと不妊を疑うといいます。しかし、不妊の原因に心当たりのある人は、早めに不妊治療を受けましょう。はじめての不妊治療、病院ではどのようなことが行われるのでしょうか?
一般的に、
子作りを始めて2年間、妊娠できないと不妊を疑います。
これは、避妊しなかった期間ではなく、基礎体温をつけ、排卵のタイミングを見計らうなど、
積極的な努力をして2年間という意味です。
しかし、
生理不順や強い生理痛がある、過去に性病の経験がある、子宮筋腫や内膜症と診断されたことがある人は、
2年間と言わず、不妊症治療を受けたほうが良いかも知れません。
来院前にしておかなければならないことは、基礎体温表を作ることです。
1年間は記録して、初診のときには必ず持参します。
病院で不妊治療を受ける準備はできても、
不妊治療は病院でどのように進められるのかわからないのは不安です。
ある不妊症専門クリニックの例を挙げて見てみましょう。
病院での不妊症治療はどのように進められるのでしょうか?
まず、来院前に注意したいのが、ほとんどの不妊症外来は、完全予約制の形をとっていることです。
来院する前に、不妊症治療を受けたい病院に、前もって予約が必要かどうか確認をしましょう。
また、
不妊症治療はパートナーと一緒にうけたほうが効果的だと言われています。
特に、女性に不妊の原因に心当たりがない場合、男性側に原因がある可能性もあるので、
「初診時に女性のみで来院したほうが良いのか、パートナーと一緒のほうが良いのか」
ということも確認してみましょう。
初診時にいちばん最初に行われるのは問診です。
基礎体温表を提出し、過去に病気をしたことのある人はその申告を、妊娠中絶の経験など、
不妊について思い当たることがある人はその旨も伝えます。
続いて、
簡単な内診や、膣式超音波検査(エコー)、子宮ガン検診、クラミジア検査、
血液検査などが行われ、おおよその治療方針づくりがされます。
参考にするクリニックでは、できるだけ自然に近い形での妊娠を目標にしています。
しかし、これだけでは時間がかかってしまうので、
6ヶ月毎に次の治療へステップアップする方法がとられています。
ざっと流れを追っていくと、
「タイミング療法」 → 「人口受精」 → 「体外受精」 → 「顕微授精」となります。
この治療の流れを柱に、
同時に漢方治療やイメージトレーニング、ストレッチや気功、カウンセリングなどが行われています。
タイミング法ひとつとっても、自然に任せる方法と排卵誘発剤を使う方法があり、
排卵誘発剤も自分で錠剤を飲んで行う方法と、注射をして誘発する方法があります。
病院での治療を生理的に怖がったり、恥ずかしがったりせずに、
一度受診してみれば、その多種多様な治療法に新たな希望が生まれるかもしれません。