ふたりめの子どもができない「二人目不妊」で治療を受ける人が増えているといいます。加齢が最大の原因だと言われていますが、ひとり目の出産のときのトラブルが原因で卵管が詰まってしまった、ホルモンバランスに変化が起きたといったことも原因に考えられます。
二人目の子どもが欲しいのにできない、「二人目不妊」というケースが増えています。
その主な原因は加齢とされています。
晩婚化が進み、ひとり目を産む年齢も高くなっていることから、
ひとり目の子どもが3歳くらいになって手がかからなくなり、
二人目が欲しくなったときには、妊娠しづらくなると言われている35歳を超えている――
という状況になってしまうのです。
ひとり目を不妊治療で妊娠した人は、二人目も同じ方法が施されることが多いそうです。
ひとり目を体外受精で授かり、そのときの受精卵を凍結してある人は、
その胚を使用して二人目も体外受精を行います。
ひとり目を自然妊娠で出産した人が不妊治療を受ける場合は、ひと通りの不妊検査を行います。
ひとり目を出産したときに、胎盤に癒着があったり、産褥熱を経験した人は、
それが原因で卵管が詰まっている可能性があるので、卵管造影検査という検査を行います。
これは、膣からカテーテルで子宮に造影剤を入れ、それが卵管を通っていく様子を観察していくものです。
この検査をすることによって、同時に卵管の通りも良くなります。
また、
ひとり目出産後にホルモンバランスに変化があったことも考えられるので、ホルモン検査なども行います。
検査後に不妊治療を開始しますが、
あるクリニックでは、人工授精なら6回、体外受精なら3回、顕微授精3回、胚移植3回、
というように目安を作って治療を進めています。
また、不妊治療を行う期間は、通算2年くらいとしています。
これは、不妊の原因に加齢が有力視されているので、
時間を有効に使うためと、ひとり目の不妊とは心理的に違って、
ひと通りの治療を行うと 「ひとりいるからいいよね」 という気持ちになれる人が多いためです。
二人目不妊の治療を受けるときは、通院に便利な、住まいの近くの病院を選ぶと良いといいます。
それは、子連れで産婦人科を訪れる機会や、
子どもが幼稚園や保育園に通っている間に不妊治療を受けたりすることが多くなるので、
通院が負担にならないようにするためです。
ひとり目を不妊治療で授かった人は、同じ病院で治療を行いたいと思うのが普通ですが、
あまりにも遠くて通院に時間がかかる場合は、
先生と相談して必要なデータの写しと紹介状をいただき、近くの病院に転院することも考えてみましょう。
また、治療に来ているひとり目不妊の患者さんの気持ちを考えて、
子連通院NGとしている産婦人科もあります。
はじめての子連れ通院の前に、病院に確認をしておきましょう。