男性側に不妊の原因がある「男性不妊」は、近年増加傾向にあるといいます。それを漢方薬で改善した男性がいます。男性不妊の漢方薬は、病院で処方してもらうのが一般的ですが、漢方薬局に相談する方法もあり、ドラッグストアで購入できる漢方薬もあります。
日本で駐在する韓国人のKさん(男性・当時35歳)は、33歳のときに23歳の同郷の女性と結婚。
家族のつながりの強い韓国、しかも由緒ある家柄のため、周囲から跡継ぎをという声も多く、Kさん自身も望んでいました。
しかし、日本という慣れない環境での駐在生活な上、仕事は忙しく、上司との相性は最悪。
彼は性的な欲求を感じることが少なく、EDっぽい状態になり、なかなか赤ちゃんを授かることができません。
そこで、母親の勧めで漢方薬を服用することにしました。
とてもデリケートな話なので、どんな漢方薬を飲んでいるかまで聞くことはできませんでしたが、
彼と一緒に食事をしたときにNGだという食品がいくつかありました。
豚肉、コーヒー、アルコールを口にしてはいけないとのこと。
漢方薬を飲み始めてから半年くらいで、奥さんが妊娠。男の子を授かりました。
男性不妊に効果のある漢方について調べてみると、
漢方の考え方では男性不妊の原因を6つのタイプで分けていることがわかります。
中でも一番多いと考えられているのが“腎陰虚(じんいんきょ)”というものです。
体の熱が逃げにくくなっている状態のため、熱で精子を殺してしまい、
数が少なくなってしまう状態のことを言います。
どちらかというと暑がりで、手足がほてりやすく、
足腰がだるい、口が渇きやすいなどの症状が見られることもあります。
治療には、
「知柏地黄丸(ちばくじおうがん)」や
「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」といった漢方薬が使われるようです。
この場合、強精剤の使用は逆効果。
睡眠不足などの生活習慣の乱れによって、腎陰虚の状態になることもあるそうです。
香辛料やコーヒー、度数の高いアルコールの過剰な摂取もNGとされています。
男性不妊の治療のために漢方薬を服用している人の多くは、
不妊治療を受けている主治医に処方してもらっているようです。
まだ病院の治療までは考えていないという人は、
漢方薬局に相談してみてはいかがでしょうか?
最近ではメールや電話での相談が可能なお店もあり、漢方薬をオンラインで購入できるところもあります。
お医者さんよりも漢方薬局の薬剤師さんのほうが、漢方に関する詳しい知識を持っていることもあり、
今まで病院での不妊治療で結果を得られなかった人も、
漢方薬局に相談することで何か新しい道が開けるかもしれません。
ちなみに病院では、
「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬が処方されることが多いようです。
これは一般的に元気を出すために使用される漢方薬で、婦人科の治療でもよく使われます。
補中益気湯はドラッグストアや一般の薬局でも購入することができます。
市販漢方薬の大手・ツムラから発売されているものが、12日分で3,800円。
その他にも多くの薬品メーカーの商品があり、もっとリーズナブルな商品もあります。