新鮮な精子と卵子でなければ妊娠できない!?

人間の妊娠率は、1回の生理周期で20数%だと言われ、

他の動物よりもかなり低くなっています。

それは、動物たちに繁殖期があるのに対し、人間はいつでもセックスができる動物だからです。

 

妊娠するためには、質のいい精子と卵子が出会わなくてはなりません。

 

射精や排卵から時間が経てば経つほど、

精子と卵子の質は低下していき、たとえ受精したとしても、

正常には育たずに、気が付かないうちに自然流産してしまう確率が高くなります。

 

そこで、

精子は射精から48時間以内、卵子は排卵から6時間以内に受精するのが、

妊娠の目安だとされています。

 

排卵したときに、そこに精子が待ち受けているのが、最も望ましい状態です。

そのシチュエーションを作る方法が 「タイミング法」 です。

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家庭でできるタイミング法

病院での不妊治療で、いちばん最初に行われるのは、タイミング法の指導だといいます。

 

精子48時間、卵子6時間の法則から、

排卵日の前日~3日後までの5日間が妊娠しやすい期間と算出できるので、

この期間にセックスするのがタイミング法です。

 

タイミング法を実践するには、はじめに排卵日を予想しなければなりません。

医療機関でエコーを使って卵子の成熟具合を調べれば、

排卵日はかなり正確に知ることができますが、自力でも予想することができます。

 

不妊治療を受ける前に、家庭でタイミング法を半年から1年、実践してみると良いでしょう。

排卵日を予測する方法は3つです。

 

ひとつは基礎体温から予測する方法、

2つ目はおりものから推測する方法、

3つめはドラッグストアなどで購入できる排卵検査薬を使用する方法です。

 

どの方法も完璧なものではないので、

3つを併用すると、より正確な排卵日を予測することが可能になります。

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排卵日を知る3つの方法

まずは基礎体温をつけてみましょう。

基礎体温は毎日、継続して記録することが大切です。

朝、ベッドから起き上がる前に、舌の下に基礎体温計を入れて計測します。

 

最近では体温を自動で保存し、グラフ機能まで備えた、

便利な基礎体温計がリーズナブルな価格で購入できます。

基礎体温をつけていくと、1回の生理周期で、体温が低い低温期と、高い高温期が現れます。

 

低温期から高温期へと以降するときに、ガクンと一段と体温が下がる最低体温日があって、

その前日から翌々日の4日間の間に排卵があるとされています。

 

基礎体温は重要な指標ですが、体調の変化に左右されやすいデリケートなものでもあるので、

万能とはいえません。

 

そこで、おりものの変化も同時に確認していくと良いでしょう。

おりものは生理周期の中で1期~3期の変化を遂げていきます。

生理終了からの1期は量が少ない状態、2期は黄色い色をしていて、3期は卵の白身状です。

 

この3期の一番量の多くなった日の当日か翌日が排卵日だと言われています。

さらに、排卵検査薬も併用すると、予測の正確性はグンとアップします。

妊娠検査薬と同様に、検査キットに尿をかけて判定します。

 

基礎体温を元に、最低体温期となる2日前くらいから使い始めましょう。

 

一般的に生理周期が28日の人は生理が始まってから13~15日目が、

30日の人は15~17日目が排卵期なので、28日周期の人は11日目から、

30日の人は13日目くらいから始めるのが理想的です。

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            (不妊症周期療法 譚定長)


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